Policy Issue

託送料金の改定とレベニューキャップ

託送原価の11月1日改定について、東北・東京・四国・九州の小売料金への反映条件が9月28~29日に公表されました。収入上限の承認、一般送配電事業者の約款届出、小売の料金改定は別の手続です。

小売料金反映・11月適用影響大制度資料の確認:2026-10-01ページ編集:
託送・データ料金・営業

現在地

確認できている方向性

電力事業環境整備WG第4回資料3は、北陸を除く9社で11月1日に託送約款変更を予定すると整理しました。例示された税抜平均単価は東京で低圧8.58円から9.65円、高圧3.78円から4.13円、特別高圧2.05円から2.11円、発電側0.50円から0.57円/kWhですが、契約区分・基本料金・従量料金・力率等で実請求は異なります。

小売実務への示唆

東北・東京・四国・九州は規制料金と自由料金の対象、検針日・日割り、燃料費調整・国の支援を含むモデル額が異なります。公表モデル値を託送増分だけの影響と扱わず、自社のエリア・電圧・契約別原価、転嫁条項、顧客通知、既存契約の適用日を照合します。次期規制期間は2028年度開始に向けた投資量・事業報酬の検討中で、今回改定の決定事項とは分けます。

原価・料金

制度の仕組み

  1. 収入上限の審査
  2. 託送約款・単価
  3. 小売の反映方針
  4. 適用・請求

平均収入単価と個別料金は異なります。承認、届出、適用日を分け、契約・電圧・エリアごとに負担を確認します。

既存の制度整理を継承。企業事例・研究との接点は当サイトの解釈です。

現在地・経緯と対応

30秒で分かる現在の結論

11月1日の託送原価改定は、収入上限の承認と約款変更を経て、小売料金への反映条件が公表される段階へ進みました。平均託送単価やモデル料金を自社契約の値上げ額へ置き換えず、対象メニュー・適用日・日割りを確認します。

分かっていること

  • 経済産業大臣は9月4日、北海道・東北・東京・中部・関西・四国・九州・沖縄の8社の収入見通し変更を承認し、8社は9月11日に約款変更を届け出た
  • 中国は別手続で8月24日に変更届出済み。9月18日の電力事業環境整備WG資料3 p.2は、北陸を除く9社が11月1日に託送約款を変更予定と整理した
  • 同資料p.3の税抜平均単価例では、東京は低圧8.58→9.65円、高圧3.78→4.13円、特別高圧2.05→2.11円、発電側0.50→0.57円/kWh。これは個別契約の請求額ではない
  • 東北・東京・四国・九州は9月28~29日に小売料金への反映を公表。規制料金は届出、自由料金は契約条件の改定であり、対象と適用方法が異なる
  • 公表モデルでは東北B・30A・260kWhが月485円増、東京B・30A・260kWhが254円増、四国A・260kWhが478円増、九州B・30A・250kWhが367円増。ただし燃料費調整・政府支援等の前提を含み、託送増分そのものではない
  • 九州は11月1日以降の使用分を対象とし、11月請求は前後を日割り。四国の低圧自由料金は原則として11月検針日以降の使用分から反映する

まだ決まっていないこと

  • 未公表の小売各社・各メニューの反映単価、既存契約の変更可否、通知・同意手続
  • 各契約の需要実績・力率・基本/従量構成を反映した実請求額と粗利影響
  • 2028年度開始の第2規制期間における投資量、効率化係数、事業報酬、期中調整の最終ルール
  • 第1規制期間の実績差額を第2規制期間へどう繰り越し、需要家負担へ反映するか

小売が今やること

  1. 事実:一般送配電事業者の約款表から、エリア・電圧・契約区分・発電側課金・適用日を抽出する
  2. 編集上の提案:自社の既存契約を、原価改定日と料金転嫁日が一致する契約/ずれる契約に分け、11月以降の粗利を再計算する
  3. 編集上の提案:規制料金・自由料金、検針日・日割り、燃料費調整・政府支援を別フィールドにし、競合モデル額の単純比較を避ける
  4. 編集上の提案:顧客通知期限、約款変更条項、システム設定、請求書表示、解約・切替時の精算を契約別に点検する

議論の経緯

8社が収入上限変更を申請

物価・事業報酬等の期中調整を申請。

審査・承認・約款届出

料金制度専門会合、監視委員会回答、大臣承認を経て8社が届出。中国は別手続。

電力事業環境整備WG 第4回

9社の11月改定予定、電圧別平均単価、料金構造への反映を整理。次期規制期間は検討中。

小売4社が料金反映を公表

東北・東京・四国・九州が規制・自由料金の対象、適用日、モデル影響を公表。

自社条件によって確認すること

公表事例の比較|確認 2026-10-01

託送料金:承認・届出・小売反映の違いを比べる

収入上限の承認・約款届出に続き、東北・東京・四国・九州が11月の小売料金反映を公表しました。規制料金と自由料金、適用日・日割り、モデル料金の前提は各社で異なります。

表は横にスクロールできます。

案件・主体発表と段階規模・仕組み市場・価値の配分未公表事項・限界
送配電8社の収入上限変更

経済産業省:承認/一般送配電8社:申請主体

収入上限の変更承認

公表 2026-09-04

収入見通し変更の承認:2026-09-04

北海道・東北・東京・中部・関西・四国・九州・沖縄

2023〜2027年度の収入見通しを期中調整

承認対象は収入見通し。約款単価・小売料金への反映とは別段階中国・北陸はこの8社の変更承認と別経路。収入上限から顧客の値上げ率は直接算出できない。
送配電8社の託送約款届出

一般送配電8社:託送単価・約款の変更届出

変更届出済み・適用前

公表 2026-09-11

託送約款の実施予定:2026-11-01

需要側の低圧・高圧・特別高圧、発電側を区別

中部の平均単価例:低圧9.13→10.76円/kWh、高圧3.49→3.93円/kWh

平均単価は公表資料の算定前提による。契約単価は各社の約款表で確認平均単価差を一律に顧客使用量へ乗じない。基本料金・従量料金・力率等と小売側の転嫁条件が必要。
東京電力EPの小売反映方針

東京電力EP:小売料金・供給条件の変更

反映方針公表

公表 2026-08-31

小売料金への反映予定:2026-11-01

特別高圧・高圧・低圧の供給条件も見直し予定

託送料金の見直し内容を小売料金へ反映する方針

具体的単価は別途公表。規制料金は変更届出を経て確定公表時点ではメニュー別の最終単価・請求増額は未確定。通知・契約変更の対象を確認する。

選定した公表事例の比較です。網羅的な企業ランキングではありません。各行から新着の共通整理・一次資料へ移動できます。

比較を読むためのデータ・研究

小売4社の公表モデル額は、燃料費調整や政府支援等の前提を含みます。未公表メニュー、北陸、各契約の実請求、2028年度以降の制度は確定していません。

この違いから考える実務への示唆 →

業界各社の動き・関連する新着

公表された事実と、制度への接点を分けて読みます。掲載日は出来事の発生日・適用日とは異なる場合があります。

掲載 2026-10-06|自由料金メニューの新単価を公表・2026年11月1日適用予定|対象日 2026-10-05

関西電力、首都圏低圧2メニューを11月から改定

関西電力は、一般送配電事業者の託送料金変更を反映し、首都圏の低圧メニュー「はぴeプラス」と「動力おとくプラス」を2026年11月1日から改定する。「はぴeプラス」の契約電力6kW以下の基本料金は1契約830.72円から1,071.65円へ、「動力おとくプラス」の基本料金は1kW当たり1,076.22円から1,169.00円へ上がる。両メニューの電力量料金は各区分で1kWh当たり0.05円上がる。災害特別措置の申請書類の扱いは2026年11月1日から見直す。帳票発行手数料の請求時期の見直しは2027年4月1日からで、「はぴeプラス」で口座振替・クレジットカード払いができず、関西電力が振込用紙を発行する場合が対象となる。

  • 関西電力:首都圏低圧料金への反映
  • 東京電力パワーグリッド:首都圏の一般送配電事業者
  • 首都圏の低圧需要家:改定料金の適用対象

制度との関係(編集上の整理)
一般送配電事業者の決定済み託送料金変更を、関西電力が首都圏の自由料金メニューへ2026年11月1日から反映する実施事例であり、基本料金と電力量料金への配賦、適用地域・時期を具体化する。

事業上の確認点
首都圏で低圧を販売する小売事業者は、託送料金上昇を基本料金と従量料金のどこへ配賦するか、競合料金との総額比較を更新する必要がある。家庭・店舗などの需要家は、使用量だけでなく契約電力による基本料金の増分を確認し、11月適用前に年間負担を再試算したい。

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掲載 2026-10-02|料金表改定を公表・2026年12月検針分から適用予定|対象日 2026-10-01

大阪ガス、託送料金改定を12月検針分から電気料金へ反映

大阪ガスは10月1日、一般送配電事業者の託送料金変更を受け、11月1日付で電気供給約款等を変更すると公表した。見直し後の料金表は12月検針分から適用し、ベースプランAの月260kWhモデルは8,437円から8,845円へ408円増える。モデル額には2026年11月検針分の燃料費調整額と再エネ賦課金が含まれるため、実際の請求額は契約・使用量・検針条件で異なる。

  • 大阪ガス:小売料金への反映
  • 関西電力送配電を含む一般送配電事業者:託送料金の変更
  • 需要家:改定料金の適用対象

制度との関係(編集上の整理)
一般送配電事業者の託送料金変更を大阪ガスが小売料金表へ反映し、約款変更日と12月検針分からの適用、標準モデル影響額を示した実施事例として託送料金制度の波及を補足する。

事業上の確認点
小売事業者は、約款変更日と顧客別の適用検針月を分けて料金システムと通知へ反映する必要がある。需要家は、託送料金反映分と燃料費調整・再エネ賦課金を分けて比較したい。

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掲載 2026-09-30|決定済み託送料金を小売料金へ反映|対象日 2026-09-29

東京・四国、11月の低圧料金へ託送料金改定を反映

東京電力エナジーパートナーと四国電力は9月29日、一般送配電事業者の託送料金見直しを反映した低圧料金を公表した。東京の従量電灯B(30A・月260kWh)は11月分の燃料費調整単価を用いたモデルで9,307円から9,561円へ254円増える。四国の従量電灯A(月260kWh)は8,894円から9,372円へ478円増え、規制料金は11月1日、低圧自由料金は11月検針日以降の使用分から適用される。

  • 東京電力エナジーパートナー:東京エリアの小売料金改定
  • 四国電力:四国エリアの小売料金改定
  • 一般送配電事業者:託送料金改定の実施

制度との関係(編集上の整理)
東京電力エナジーパートナーと四国電力が、一般送配電事業者の決定済み託送料金改定を低圧料金へ反映する実施事例であり、エリア別の適用時期とモデル影響額を補足する。

事業上の確認点
小売事業者はエリア別の託送原価、規制・自由料金の適用開始日、日割り、顧客通知を料金システムへ正確に反映する必要がある。需要家は国の料金支援終了による増額と託送料金改定分を分けて請求影響を確認したい。

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関連事例をすべて見る(11件)
掲載 2026-09-30|報告徴収への調査結果報告・返還方法は検討中|対象日 2026-09-29

関西の規制料金誤り、約492万件・最大32カ月を返還対象に検討

関西電力は9月29日、2024年4月適用の規制料金で発電側課金の割引単価を誤った問題について、経済産業省へ調査結果を報告した。影響が生じ得る対象は2026年8月末時点で約492万件、期間は最大32カ月、料金影響は主に月最大1円で、一部約40件は月最大2円としている。9月17日の初回公表から顧客影響と原因・再発防止策が具体化した一方、返還方法、返還額、実施時期は未決定である。

  • 関西電力:調査報告と返還方法の検討
  • 関西電力送配電:発電側課金の割引諸元関係者
  • 経済産業省:報告徴収と監督

制度との関係(編集上の整理)
発電側課金の系統設備効率化割引について標準電圧と公称電圧を取り違えた結果、規制料金原価と請求へ影響した事例であり、託送料金関連諸元の確認手順と改定後照合の実務上の注意点を追加する。

事業上の確認点
関西電力は契約終了者を含む返還対象の特定、返還不足を防ぐ算定、料金システム対応を整合させる必要がある。他の小売事業者も、発電側課金の標準電圧と公称電圧を区別し、原価算定値と実際の請求内容を改定後に照合したい。

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掲載 2026-09-29|料金単価設定・2026年11月1日適用予定|対象日 2026-09-28

九州電力、託送料金改定を11月から小売料金へ反映

九州電力は9月28日、一般送配電事業者の託送料金改定を受け、2026年11月1日使用分から規制料金と自由料金を見直すと公表した。従量電灯B、30A、月250kWhのモデルでは支払額が6,876円から7,243円へ367円増える試算である。規制料金については、新単価を定めた特定小売供給約款を経済産業大臣へ届け出た。

  • 九州電力送配電:託送料金の改定主体
  • 九州電力:小売料金への反映
  • 需要家:料金改定の適用対象

制度との関係(編集上の整理)
一般送配電事業者の決定済み託送料金改定を、九州電力が規制料金と自由料金へ2026年11月1日から反映する実施事例であり、託送料金変更が小売料金へ波及する時期と影響額を補足する。

事業上の確認点
需要家は11月分の日割り計算を含む請求影響を確認する必要がある。小売事業者は託送料金の転嫁方法、規制・自由料金の供給条件、料金システム、顧客通知を整合させたい。

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掲載 2026-09-12|約款変更を届出|対象日 2026-11-01(適用予定)

11月の託送料金、低圧平均は8エリアで1.07~1.99円/kWh上昇

一般送配電事業者8社は、2026年11月1日適用予定の託送料金約款変更を届け出た。税抜きの平均収入単価は、低圧が北海道1.89円、東北1.78円、東京1.07円、中部1.63円、関西1.22円、四国1.52円、九州1.55円、沖縄1.99円/kWh上昇する。8社の上昇幅は高圧0.35~0.97円、特別高圧0.06~0.45円、発電側課金0.06~0.15円/kWhで、個別の基本料金・電力量料金や小売料金への反映額とは異なる。

  • 一般送配電8社:託送単価の届出

制度との関係(編集上の整理)
平均収入単価と個別料金は異なります。承認、届出、適用日を分け、契約・電圧・エリアごとに負担を確認します。

事業上の確認点
小売事業者は、平均単価ではなく各社の電圧・契約種別ごとの新単価を料金原価、約款、顧客通知、請求システムへ反映する必要がある。需要家は契約電力と使用量、料金メニューを使って実額を再計算し、平均単価の上昇をそのまま請求増とみなさないことが重要になる。

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掲載 2026-09-05|収入上限変更を承認|対象日 2026-09-04

送配電8社の収入上限変更を承認、11月の託送料金改定へ

経済産業省は9月4日、一般送配電事業者8社が7月に申請した、第1規制期間(2023~2027年度)の託送供給等に係る収入の見通しの変更を承認した。対象は北海道、東北、東京、中部、関西、四国、九州、沖縄の送配電事業者で、物価、労務費、金利などの上昇を反映する。各社は承認額を基に託送供給等約款を変更し、2026年11月1日から新単価を適用する予定で、料金単価の確定手続きはこの後となる。

  • 経済産業省:収入見通し変更の承認
  • 一般送配電8社:託送約款・単価の変更手続き

制度との関係(編集上の整理)
平均収入単価と個別料金は異なります。承認、届出、適用日を分け、契約・電圧・エリアごとに負担を確認します。

事業上の確認点
小売電気事業者は、エリア・電圧別の正式単価が届出された段階で、原価、料金メニュー、顧客通知、請求システムを更新する必要がある。発電事業者と需要家も、発電側・需要側の託送負担を契約別に再計算し、承認された収入上限と最終的な料金単価を混同しないようにしたい。

発表段階・一次資料を確認 →
掲載 2026-09-02|発表内容は本文・原典で確認

送配電設備の更新量、故障リスクを基準に試算する試行案

広域機関は、一般送配電事業者が高経年設備の更新量を算定するガイドラインの試行案を示した。故障確率と故障時の影響を精緻化し、廃型機器、設備の冗長性喪失、重要な道路・鉄道などを横過する設備の損壊影響もリスク量へ反映したうえで、中長期のリスク水準以下を目標に更新物量を算定できるか検証する。現段階は試行案で、最終改定・公表は第2規制期間の申請準備までに行う工程が示されている。

制度との関係(編集上の整理)
平均収入単価と個別料金は異なります。承認、届出、適用日を分け、契約・電圧・エリアごとに負担を確認します。

事業上の確認点
一般送配電事業者は、年数だけでなく停電・災害影響を含むリスクと工事量を結び付けるデータ整備が必要になる。設備メーカー、工事会社、需要家は更新需要の前倒し・地域差を注視すべきだが、試行結果が託送料金の投資額へそのまま採用されると決まった段階ではない。

発表段階・一次資料を確認 →
掲載 2026-09-01|料金への反映方針を公表|対象日 2026-11-01(適用予定)

東電EP、11月1日に託送料金の見直し分を電気料金へ反映予定

東京電力エナジーパートナーは、一般送配電事業者による託送料金の見直しを受け、2026年11月1日からその内容を電気料金へ反映する予定と公表した。具体的な料金単価は別途示し、規制料金は経済産業大臣への変更届出を経て確定する。同日から、契約書面の電子提供方法、低圧の支払義務発生日、解約通知、災害時の罹災証明書の扱いなども見直す予定である。

  • 東京電力エナジーパートナー:小売料金への反映

制度との関係(編集上の整理)
平均収入単価と個別料金は異なります。承認、届出、適用日を分け、契約・電圧・エリアごとに負担を確認します。

事業上の確認点
小売事業者は、託送原価の改定、料金単価、約款変更、顧客通知、請求システムの改修を11月1日に向けて一体管理する必要がある。需要家は値上げ幅がまだ確定していないため、現段階では託送原価の上昇シナリオを予算へ置き、正式単価の公表後に契約別の影響を再計算したい。

発表段階・一次資料を確認 →
掲載 2026-08-25|発表内容は本文・原典で確認

中国電力NW、託送の平均単価を11月から改定

中国電力ネットワークは料金収入変動を反映するため、託送供給等約款の変更を届け出た。2026年11月から2028年3月までの税抜平均単価は全体で5.66円から6.29円/kWhへ上がり、需要側は低圧1.12円、高圧0.34円、特別高圧0.36円/kWhの上昇となる。背景には物価・労務費・金利の上昇に加え、需要と料金収入の想定割れがある。

制度との関係(編集上の整理)
平均収入単価と個別料金は異なります。承認、届出、適用日を分け、契約・電圧・エリアごとに負担を確認します。

事業上の確認点
中国エリアの小売事業者は、契約電圧別の託送原価を更新し、11月以降の見積価格や既存契約への転嫁可否を確認する必要がある。他エリアでも需要・料金収入の計画差を継続監視したい。

発表段階・一次資料を確認 →
掲載 2026-07-11|発表内容は本文・原典で確認

東京・中部・九州の送配電3社、収入上限の変更を国へ申請

東京電力PG、中部電力PG、九州電力送配電は7月10日、レベニューキャップ制度における2023~2027年度の収入見通し変更を申請した。東京は5年間で2,516億円、中部は1,374億円を現行承認額へ上積みし、審査・承認を前提に11月1日の託送供給等約款変更を予定している。

制度との関係(編集上の整理)
平均収入単価と個別料金は異なります。承認、届出、適用日を分け、契約・電圧・エリアごとに負担を確認します。

事業上の確認点
各エリアの小売事業者は、申請額と最終的な認可額を分けて追い、11月以降の託送原価と料金転嫁時期を再計算する必要がある。需要家向け説明では、現時点では料金改定の確定ではなく国の審査前である点を明確にしたい。

発表段階・一次資料を確認 →
この制度に関する新着一覧 →

データから見る背景

東京エリア家庭向け料金マスター

詳細画面で確認

詳細画面で地域・期間を選択

東京家庭向けの料金方式・契約条件を確認。託送・容量・炭素費用が独立費目として転嫁されるかは各社約款によって異なります。政府支援等を含まない参考試算です。

対象期間・地域を選んで見る → · 定義・出所

研究から得られる補助線

直接の判断材料となる研究は未掲載です。

この制度に関する研究一覧 →
当サイトの解釈・検討する問い

託送料金:承認・届出・小売反映の違いを比べる

認可・約款・小売反映の各段階を分け、契約の電圧・基本/従量構成・検針日・日割り・燃料費調整をそろえると、転嫁時期のずれと粗利影響を検討できます。

成り立つ条件・限界
公表モデル額は燃料費調整や政府支援等の前提を含み、託送増分だけの値ではありません。次期規制期間の投資量・事業報酬は検討中です。

次に確認すること
未公表メニューを含め、各社約款単価、自社の既存契約・通知条項、適用日、請求設定を照合する。

解釈の確認日:2026-10-01
この解釈の根拠を確認制度の現在地と一次資料へ戻る
主な審議会・検討会電力・ガス取引監視等委員会/料金制度専門会合
直近の確認事項東北・東京・四国・九州の小売料金反映公表 2026年9月28~29日
今回の変化11月託送改定の小売反映を4社で確認。収入上限・約款・小売改定・次期規制期間を段階別に整理

期限・節目

一次資料

本ページは公開された一次資料を実務向けに整理したもので、法的助言ではありません。対応時は最新の法令・告示・ガイドライン・公式資料をご確認ください。