Policy Issue

JEPX取引システム・入札ルール移行

JEPXの公式案内では、時間前市場は2026年10月1日受渡分から新システムを使用します。旧システムでの実績取得は10月9日までで、新システムの清算書は新しい清算管理から取得する扱いです。

切替・実績照合実務直結制度資料の確認:2026-10-02ページ編集:
調達・需給登録・管理

現在地

確認できている方向性

切替の判定は受渡日で行います。時間前市場の移行対応に続き、2027年3月末のスポット旧システム・旧清算システムの終了へ備える段階です。個社・委託先の切替完了は、JEPXの予定日到来だけでは確認できません。

小売実務への示唆

需給担当と経理が、受渡日・取引システム・清算書・決済日の対応を確認します。旧実績を保存し、新旧の清算を重複・欠落なく照合したうえで、約定から計画提出までの障害時手順も実際に通します。

短期市場・柔軟性

制度の仕組み

  1. 接続仕様の確認
  2. 検証環境
  3. 入札・通知試験
  4. 移行・障害対応

売買判断に加え、API、入札受付、締切、訂正、精算データが一貫して動くことを確認します。

公開一次資料と意見募集の回答を確認。実務対応は当サイトの解釈です。個社の運用完了や未取得の最終資料は確認範囲に含みません。

現在地・経緯と対応

30秒で分かる現在の結論

JEPXの公式案内では、時間前市場は2026年10月1日受渡分から新システムを使用します。旧システムでの実績取得は10月9日までで、新システムの清算書は新しい清算管理から取得する扱いです。

分かっていること

  • JEPXは9月30日に新時間前システムを稼働し、10月1日受渡分から使用する日程を公表
  • 新時間前取引の清算書は旧清算システムでは取得できない
  • 旧時間前は9月30日受渡分までの取引を対象とし、実績取得のため10月9日まで稼働する案内

まだ決まっていないこと・個別に確認すること

  • 各会員・BG受託先・ベンダーの実際の移行完了と障害対応の検証結果
  • 2027年に向けた預託金制度の新しい算出・運用方法など、9月案内で検討中とされた事項

発注できれば移行は終わりか

取引の成立確認、BGの計画修正、実績取込、清算照合までが小売の業務です。画面やAPIで発注できても、受渡時刻や取引IDの扱いがずれると、インバランスや会計差異の原因になります。これは制度が個社の障害を認定したという意味ではなく、移行時の実務上の確認点です。

経理が先に確認したいこと

9月8日の案内は、新時間前取引の清算書を新システムの清算管理から取得するよう求めています。受渡日と決済日を混同せず、同じ決済日に新旧の書類が関係する場合も金額を照合できるようにします。旧データの保管を需給担当だけの作業にせず、請求・会計の保存要件も確認するのが当サイトの提案です。

次の期限はいつか

スポット旧システムの並行稼働は2027年3月31日受渡分まで、旧清算システムは同日までと案内されています。各取引システムから取得した清算書を決済日で合算する運用への準備が必要です。ベースロード・間接送電権・先渡については、2027年3月までに新画面を用意し、API対応はしないとの案内です。個別の提供開始・接続仕様は続報で確認します。

小売が今やること

  • 9月30日以前と10月1日以降の受渡分で、実績と清算書の取得先を区別する
  • 旧システムで必要な過去実績を10月9日までに取得する
  • 新旧データの約定ID・受渡時刻・数量・金額を照合し、二重計上と欠落を検査する
  • API応答の不明時に約定を確認せず再発注しない手順、計画提出期限、委託先との連絡を確認する

議論の経緯

  • 2025年11月26日:段階移行の日程をJEPXが確定
  • 2026年4月1日受渡分:新スポットシステムの運用開始
  • 2026年9月8日:時間前・清算を含む更改内容を再案内
  • 2026年10月1日受渡分:時間前の新システム使用対象

自社条件によって確認すること

業界各社の動き・関連する新着

公表された事実と、制度への接点を分けて読みます。掲載日は出来事の発生日・適用日とは異なる場合があります。

掲載 2026-07-16|発表内容は本文・原典で確認

電力先物をJEPX翌日市場へつなぐJJ-Link、フェーズ2を8月31日開始

日本取引所グループは、TOCOMの電力先物ポジションに相当する数量をJEPX翌日市場へ入札するJJ-Linkのフェーズ2を8月31日に始める。利用申込みは7月15日に開始され、建玉保有者の申告に基づいて対応数量を現物市場へ連携する。

制度との関係(編集上の整理)
売買判断に加え、API、入札受付、締切、訂正、精算データが一貫して動くことを確認します。

事業上の確認点
小売・発電事業者は先物ヘッジと翌日市場の現物処理を一連の業務として管理しやすくなる。導入時は対象限月、受渡エリア、数量照合、申告締切、例外時の手作業を運用規程へ落とし込む必要がある。

発表段階・一次資料を確認 →
この制度に関する新着一覧 →

データから見る背景

研究から得られる補助線

政府委託調査/海外制度比較|公表 2026-08-24| 対象年度 令和7年度

諸外国の電気事業制度から市場設計を比較する

研究が示すこと(掲載済み要約)
この報告書は、エネルギーと予備力を同時に扱う市場について、入札、電源起動、価格算定、追加費用、混雑、市場支配力の処理を分解し、米国の複数市場を比較しています。あわせて、中長期取引、供給力確保、計量など周辺制度も整理しています。

この制度で考える問い
海外制度のどの前提が自社の調達・需給運用に近く、どこは日本固有の制約で読み替える必要があるか。

前提・限界
本カードは報告書の調査範囲を紹介するもので、本文中の個別制度、数値、評価、提言を網羅しません。委託調査は政府の決定や公式見解そのものではありません。

著者・原典・実務との接点 →
この制度に関する研究一覧 →
当サイトの解釈・検討する問い

取引・実績・清算を受渡日でそろえる

制度本文または根拠資料が更新されています。以下の解釈は再確認が必要です。

需給担当と経理が、受渡日・取引システム・清算書・決済日の対応を確認します。旧実績を保存し、新旧の清算を重複・欠落なく照合したうえで、約定から計画提出までの障害時手順も実際に通します。

成り立つ条件・限界
JEPXの公表した日程・取得先を確認したもので、各会員・委託先の切替完了は別途確認が必要です。

次に確認すること
10月9日までに必要な旧実績を保存し、新旧システムの受渡日と清算書の取得先を社内・委託先で一致させていますか。

解釈の確認日:2026-10-02
この解釈の根拠を確認制度の現在地と一次資料へ戻る
主な審議会・検討会JEPX/電力・ガス取引監視等委員会
直近の確認事項JEPX取引システム更改案内 2026年9月8日(時間前10月1日受渡切替)
今回の変化時間前市場の受渡日切替と清算書取得先、10月9日の旧実績取得期限、2027年3月末の次の移行期限を具体化

期限・節目

一次資料

本ページは公開された一次資料を実務向けに整理したもので、法的助言ではありません。対応時は最新の法令・告示・ガイドライン・公式資料をご確認ください。