Evidence / Insight / Practice
DRの供出量は、指令変化と予測誤差で確かめる
水素社会構築技術開発事業/水素エネルギーシステム技術開発/再エネ利用水素システムの事業モデル構築と大規模実証に係る技術開発
要点
確認した内容
水素製造拠点FH2Rで、複数の需要設備との組合せ条件を想定して20日間のDR実証を行った。判定条件を満たす30分コマ数は、組合せや指令条件によって3時間中2〜6コマと異なった。実施者は、シミュレーションとの差を太陽光予測と実績の差に起因するとした。
電力実務への示唆
集約した設備の容量に加え、指令の変化、各設備の応答速度、太陽光予測の誤差を含めて応札可能量を検証する。判定条件を満たすコマ数と、水素供給など本来業務の制約を分けて管理する。
| 資料種別 | 実証報告 |
|---|---|
| 研究の方法 | 実施者による報告 |
| 根拠の種類・対象 | FH2Rの供出可能量6,000kWと他需要リソースの供出量・応動の組合せ10条件について、最大指令を継続する条件と指令量を変える条件を比較。各3時間6コマの判定結果をシミュレーションと実証で対照した。 |
| 収録区分 | 新着・既存研究 |
| 判断に使う業務 | 需給最適化、共通基盤・業務効率 |
| 作成者・受託者 | 古賀祐樹 |
| 資料識別子 | NEDO成果報告会2026 602-1-02 |
| 実務との接点 | 電力事業に直接 |
| 担当業務 | 調達・需給、経営企画・事業開発 |
| 公表日の確認 | 本文表紙の発表日は2026-07-21。NEDOの公式開催報告ページは2026-09-03で、同じ発表番号602-1-02から本文にリンクする。個別PDFの初回アップロード日は未確認のため、published_atは発表日を表す。20日間のDR実証は2025年度成果で、p.25には2025-11-13の例。2025-07-17発表の前年度版p.24〜25はシミュレーションと今後の実証予定であり、今回の20日比較表とは区別。取得日・PDF更新・9月の掲載ページを別の新成果に数えない。 |
| 原典の該当箇所 | p.1〜2、9〜13(PDF同頁);p.17〜22(PDF同頁);p.25〜26(PDF同頁)、条件別比較表;p.23〜24、31〜32(PDF同頁);2025年版p.24〜25(PDF同頁) |
| 日本で使う条件 | 水電解設備を含むDR・VPPの応札量を決める際、各リソースの制約と誤差を組み合わせて検証する方法として参照できる。2〜6コマという結果を一般的な成功確率や現在の市場参加資格に換算せず、自社設備・商品要件・水素供給制約で再試験する。 |
| 検討に使う問い | 想定した供出量は、指令が変わり、太陽光予測が外れた場合にも応答できるか。 |
| 読み取り上の限界 | 単一P2Gプラントで組合せ条件を変えた実施者報告で、市場取引は模擬。判定は1コマ30点のうち27点以上が指令誤差±10%以内という実証内条件。他需要家設備の実機・模擬の別は明確でなく、最大31%の増益も実現収益ではなく試算である。 |
NEDO エネルギー・地球環境分野成果報告会2026・602-1-02(PDF・32頁)
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